教育実践研究指導センター

  センターだより No.32


                       1994年12月1日
                       発行 山梨大学教育学部
                       附属教育実践研究指導センター
                       電話 0552-20-8325,FAX 0552-20-8790
                       e-mail : kjc@grape.kkb.yamanashi.ac.jp
                       URL : http://www.cer.yamanashi.ac.jp


■ 教育実践研究指導センター授業研究演習システム利用講習会のお知らせ
ながらくお待たせした教育実践研究指導センター4階授業研究演習室のパソコ
ン(Canon  INNOVA:IBM互換機・Windows 3.1J)のソフト導入決定に伴い,
次のとおり講習会をひらきますので,ご案内します。

日  時;12月9日金曜日 午後5時から7時まで
場  所;J号館4階 授業研究演習室
講習内容; パソコン(Windows),ビデオプロジェクター(ソニー),
     VDR(ビデオ・ディスク・レコーダー)システムの操作,利用方法
協  力;パイオニアビデオ株式会社
     山梨キャノンコピア株式会社
     株式会社アシストシステムサイエンス

■ 教育実践研究指導センター各施設・設備利用委員の追加について
11月4日に開かれた平成6年度第6回教育実践研究指導センター運営委員会
において,加藤繁美(幼児教育),岡林春雄(心理学)両教官が,センター多
目的スペース利用委員として追加承認されました。なお委員の表は,gopher:/
/jizo.cer.yamanashi.ac.jp/のメニュー「1.Center for Edu. Research」内で
ご覧ください。

■ 教育実践研究指導センター各施設・設備利用委員会より
教育実践研究指導センターの各施設・設備利用委員会委員長からのメッセージ
がとどきました。センターの施設・設備利用にあたっては,前もってセンター
事務室(新藤,8325)に施設・設備利用申請書を提出し,利用委員会の承認を
えてください。各施設・設備の利用についてのお問い合わせは,各利用委員会
委員長までお願いします。

○ 授業研究演習室利用委員会委員長から

                  技術職業科教室 佐藤博
         e-mail: ferrite@grape.kkb.yamanashi.ac.jp

授業研究演習室には,主に教育者養成および教員の発達を分析・研究する授業
研究演習システムがあります。本システムは,書き換えができるビデオディス
クレコーダ(PIONEER   VDR−V150)とWindows パソコン(Canon  INNOVA) か
らなっています。このビデオディスクレコーダは放送局で使用されているもの
で,従来のビデオテープレコーダと比較して超高速アクセスで操作性が非常に
よく,映像スローモーションも野球放送のようなノイズがなくきれいに再生で
きます。現在,ビデオディスクレコーダをパソコンで制御するためのソフト開
発をしている段階です。このソフト開発により,時間軸にそった動画全体およ
びそれらとリンクしたプロトコル,学生ごとおよび研究者のカテゴリに分類し
て,タイプ入力した記述を入力・検索・表示できます。すなわち,プロトコル
をパソコンにより作成すると,プロトコルの特定した時間を指定すれば,その
部分の場面の画像がビデオディスクレコーダ により再生されます。さらにパ
ソコン間はNetware により接続されていますのでグループ討論ができ,データ
ベース化もできるようになっています。また学内LAN に結ぶことで附属校園と
の通信も行えるように検討しています。
さらにこの授業研究演習システムを用いて認知心理学,教科教育学など多様な
利用の可能性も考えられます。これ以外にも多様な利用も可能だと思いますの
で,お気軽に利用してみてください。

○ J号館サブネットおよびサーバ利用委員会委員長から

                  技術職業科教室 藤田孝夫
          e-mail: fujita@grape.kkb.yamanashi.ac.jp

ここは俺が働いている Neo-Kofu にあるオフィス。窓から見る空は青く澄み切
り、遠くの山々とマッチしてまるで絵に描いたよう。通りは行き交う人でにぎ
やかだが、車なんていう無粋なものは走っていない。同僚の女子社員は、グラ
ビアから飛び出してきたような俺好み。しかも、みんな個性派ときている。い
やがうえにも仕事にせいがでるぜ。今日は、ちょっくらはりきりすぎた、丁度
時間だし...と彼の思念は帰宅プログラムにはいった...さて、今日は Neo-New
York にでも一飛びして、盛大に遊ぶか...が、診断プログラムが彼にメッセー
ジを伝えて来る... たまには、俺の体にも活力を与えてやらねばならないか。
どれ、物理空間に戻って保養でもするか---

1993年6月遅ればせながら、初めて電子メイルを体験しました。恐る恐る、手
紙をしたためて送信キーを押しました。数分後、先方から返事がきました。私
のパソコン画面に、その返事が表示された時、カルチャーショックとともに、
来るべきサイバースペースの予感に寒気を感じる程の感動と興奮に襲われまし
た。
既に、世界の研究者間では電子メイルは常識であり、ネットワークを利用した
各種のものが実行、計画されています。これらに対応すべきはもちろん、こち
らからも世界に打って出なければならない時代になっています。山梨大学では、
附属学校も含めて、全学にネットワークが利用できるようになっており、多
くの方々が利用しています。しかし、まだ教育学部においては、少数派です。
電話と同様、利用者が多いほど、その価値は高まってきます。
このような背景から、本センターでは一つの目的として、ネットワークの教育、
研究、活用に重点をおいて取り組んでいます。まだ、始まったばかりですが
主な取り組み内容は
 o Project on Education With Internet (PEWI)
 o 教育学部基礎科目としての情報教育(情報教育準備委員会と協力)
 o 山梨大学独自のデータベース構築(情報処理センターと協力)
 o マルチメディアへの対応と教材開発
 o ネットワークの基盤充実
特に附属学校での子供達がネットワークを利用した実践例はマスコミにも紹介
され、日本はもちろん世界からも注目されており、今後ともこの方面のリーダ
シップをとっていく立場にあります。
本年度より、教育学部の基礎科目として、情報科学入門実習を開講しましたが、
設備面から受講生数を制限しなければならないことになりました。来るべき
世界を無意識にも感じ取っている若者の情報指向への要求はかなり強いものを
感じました。

情報処理センターを中心にして、山梨大学のデータベースを構築し、世界に伍
していく計画です。不十分ではありますが、システムとしては立ち上がってい
ます。大学として提供しえることは皆様の研究成果や蓄積された体系であるは
づです。

まだまだ、教育学部並びにセンターはネットワーク設備面で不十分です、ネッ
トワーク環境の充実を早急にしなければなりません。また、おこがましいので
すが、コンピュータに不慣れな方のネットワーク参加への支援をしています。
これらの、取組みは多くの方の協力がなければなしえないものばかりで、是非
参加協力、支援をお願いいたします。逆に、プロジェクトの提案をしていただ
き、センターとして協力できるものは積極的に押し進めていきたいと考えてい
ます。
現実の空間、誰にも邪魔されない空想・夢の空間、それらに加えて、人類には
第3の空間が開きつつある時代です。


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・最初にこのページを公開したのは1996年9月25日です。 ・最後にこのページを更新したのは2001年4月23日です。