ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.16(2011)
pp.51-57

 

 

題目:Loris Malaguzzi の幼児教育思想に関する研究 -「子どもたちの100 の言葉」というメタファーに焦点を当てて-
題目(英語):A Study on Loris Malaguzzi's thought of early childhood education:Focusing on ‘The hundred languages’ as a metaphor
著者:濵田 真一(HAMADA Shinichi)
要約:本研究はレッジョ・エミリア市( 以下レッジョとする) の幼児教育実践の理論的リーダーであった人物、ローリス・マラグッツィ(Loris Malaguzzi) の幼児教育思想について「子どもたちの100 の言葉」( 伊/ 英 I cento linguaggi dei bambini/The hundred languages of children) というレッジョ・アプローチを象徴するメタファーに焦点を当てて明らかにするものである。「子どもたちの100 の言葉」(以下、「100 の言葉」とする)は、子どもが主体として教育に参加する権利を表明するメタファーである。また「100の言葉」は、そのような幼児教育実践の内容を象徴するメタファーでもある。このメタファーの生成は、ジャンニ・ロダーリ(Gianni Rodari) との交流によってマラグッツィが得たインスピレーションに端を発してしると思われる。ロダーリはすべての人が「言葉」を持ち、「言葉」を用いることに民主的な響きを見出していた。
キーワード:ローリス・マラグッツィ(Loris Malaguzzi), レッジョ・エミリア(Reggio Emilia),「子どもたちの100 の言葉」(I cento linguaggi dei bambini/The hundred languages of children)