ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.22(2017)
pp.143-156

 

 
題目:国立大附属小学校におけるスクールカウンセリング活動の意義と課題 -教員を対象としたニーズ調査をふまえて-
題目(英語):Significance and issues of school counseling service in an elementary School affiliated with the National University. Consideration from the results of the needs survey for the teachers
著者:飯田 亜佳(IIDA Aka),藤田 博康(FUJITA Hiroyasu)
要約:本論文は,今年度よりスクールカウンセラーが配置された国立大附属小学校において,その活動の意義と今後の課題について検討することを目的とした.そのために,まず第一に,教員のスクールカウンセラーに対するニーズを調査し,第二に,導入後半年間の実践活動状況を示し,今後の支援の方向性を考察した.結果からは,児童や保護者の相談,教員へのコンサルテーション,連携,研修と多岐に渡る活動に対しての教員の期待が高いことが伺えた. さらに,導入後半年の実践活動はおおむね教員のニーズに即しており,スクールカウンセリング活動に対する評価も好意的なものであった.また,附属学校園群との有機的な連携や,教育実習生に対する心理的サポート等の期待など,附属学校ならではのニーズの存在が示され,今後さらなるスクールカウンセリング活動の充実が求められると考えられた.
キーワード:スクールカウンセリング活動 教員のニーズ 国立大附属小学校