ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.22(2017)
pp.103-112

 

 
題目:教師は運動会をどのように語るのか -個の多様性に応じた指導と一斉指導のあいだのジレンマに焦点を当てて-
題目(英語):Educational practices in Athletic Meet of Elementary School: A Narrative Inquiry for Teachers
著者:東海林 麗香(SHOJI Reika)
要約:「みんなで一緒に/みんなで同じように/これまでと同じように」という価値観が学校において顕わになる機会として,学校行事,特に小学校における運動会に注目する.運動会の準備や練習において体験した「個の多様性に応じた指導と一斉指導との間のジレンマ」についての教師のナラティヴを素材とし,運動会が文化的実践としてどのように維持されているのかを明らかにする.その上で,学校が一人ひとりの多様な育ちと学びを支える環境であるためにはどのような変化が必要なのか,またそのような変化のためにはどのようなサポートが必要なのかについて検討する.
キーワード:教師のナラティヴ,運動会,個の多様性に応じた指導