ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.22(2017)
pp.43-66

 

 
題目:英語教育における実践研究に関する意識調査
題目(英語):A Survey on English Language Teachers’ Conceptions of Practitioner Research
著者:髙木 亜希子(TAKAGI Akiko),酒井 英樹(SAKAI Hideki ),永倉 由里(NAGAKURA Yuri ),田中 武夫(TANAKA Takeo),河合 創(KAWAI Hajime),清水 公男(SHIMIZU Kimio),滝沢 雄一(TAKIZAWA Yuichi),藤田 卓郎(FUJITA Takuro ),宮崎 直哉(MIYAZAKI Naoya),山岸 律子(YAMAGISHI Ristuko),吉田 悠一(YOSHIDA Yuichi )
要約:英語教育の実践において,教師が自身の実践への理解を深めたり,実践を改善したりするために,教師が実践研究を行うことは極めて重要である.しかしながら,実践研究において実証研究の厳密な研究手法が適用されることが多く,教師にとって持続的に実践研究を行うことが難しいのが現状である.一方で,実践研究に適した研究手法はまだ十分には整備されていない.本稿では,実践研究の課題と研究手法を整理するにあたり,海外での意識調査の先行研究を踏まえ,日本国内の英語教育における実践研究に関する意識調査を行った結果を報告する.本調査は,中部地区英語教育学会のプロジェクトの一環として行われ,小中高大の現職英語教員及び教職を志す学生等233名を対象に,ウェブ上での質問紙調査を実施した.主たる調査内容は,実践研究の経験と実践研究のあり方についての認識で,実践研究のあり方については,質の高い実践研究の条件,実践研究の理想,実践研究についての学会への期待を尋ねた.その結果に基づき,日本の英語教育の文脈における実践研究のあり方について考察を行う.
キーワード:英語教員,実践研究,意識調査