ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.21(2016)
pp.117-122

 

 
題目:山梨大学教育人間科学部学校教育課程所属学生の進路希望の推移
題目(英語):Changes in Career Planning of Students of School Education in the Faculty of Education and Human Sciences at the University of Yamanashi
著者:平井 政幸(HIRAI Masayuki),小池 正(KOIKE Masashi),山村 新一(YAMAMURA Shinichi),樋口 裕子(HIGUCHI Yuko),松森 靖夫(MATSUMORI Yasuo)
要約:山梨大学教育人間科学部の教職支援室では開設当初の2012 年度より,個人面談等を手法として,学生を対象にした進路希望調査を実施している。本稿では,教職支援室による個人面談によって明らかになった,2012 年に山梨大学教育人間科学部学校教育課程に入学した学生約130 名の進路希望の推移(2015 年までの4年間の学年進行に伴う変化)について結果を示すとともに,検討を加えた。得られた主な知見は以下の①~④のとおりである。①学年進行に伴い,教員希望の学生の割合(%)は,約10ポイントずつ減少していること,②当該学年によっても異なるが,教職から逃避してしまう原因として,学校現場の憂えるべき状況,先輩からの見聞(教師としての職責の重さ,繁雑さ等),教師としての適性欠如の自覚等を挙げることができること,③若干名であるが,4年次生の段階でも教職に就くか否かを悩んでいる学生が存在すること,及び④本学部の現行の学校教育課程を,さらに学生を教職に誘い,教職に就く強い意志を誘発するに足るものへと再構成する必要があるように考えられること。
キーワード:教員養成・教職支援室・学生の就職希望調査