ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.21(2016)
pp.25-42

 

 
題目:特別支援学級(肢体不自由)の各教科等の指導計画の現状について -5人の担任教諭へのインタビュー調査から-
題目(英語):Current status of Plan-Do-Check-Action of School Subjects for Classes for Special Needs Education (Physical Disabilities): An Interview Survey of Five Teachers
著者:古屋 義博(FURUYA Yoshihiro)
要約:量的な拡大が進んだ特別支援学級(肢体不自由)の教育の質的な向上が求められている。そこで,特別支援学級(肢体不自由)の5 人の担任教諭へのインタビュー調査を通して,各教科等の指導計画の現状や工夫などと,文部科学省による『学校における「合理的配慮」の観点』や『特別支援学校小学部・中学部学習指導要領』などの記載事項との関連性について検討することを目的とした。結果,各教科等の標準授業時数の変更や,各教科等の各学年の目標や内容の一部変更,自立活動の取り扱い,交流及び共同学習などに関して,在籍する児童の実態に応じて実施されていることが『学校における「合理的配慮」の観点』などに合致することが明らかになった。よって,それらの具体例を蓄積し,より多くの関係者で共有していけば,特別支援学級(肢体不自由)の教育のさらなる充実につながると指摘した。
キーワード:特別支援学級(肢体不自由),各教科等の指導計画,担任教諭,インタビュー調査,合理的配慮