ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.21(2016)
pp.11-24

 

 
題目:ドイツにおけるコンピテンシー志向の授業論に関する一考察
題目(英語):A Study of the Theory of Competency-based Instruction in Germany
著者:高橋 英児(TAKAHASHI Eiji)
要約:OECD による国際学力調査(PISA 調査)が新たな学力の指標として示した「リテラシー」「(キー)コンピテンシー」は、各国の教育改革に影響を与え、コンピテンシーの育成に主眼を置いたカリキュラム・授業に関する研究と実践が世界的に広がっている。しかし、一方で、このようなコンピテンシー・ベースのカリキュラム・授業改革が、現在のカリキュラム・授業にもたらす影響や課題に関しては、我が国においては十分に検討されてきていない。本研究では、ドイツにおけるコンピテンシー志向の授業論とそれに対する批判的議論を概観しながら、コンピテンシー志向の授業の課題を検討し、コンピテンシー志向の授業論の意義と課題について考察するとともに、我が国への示唆を探った。