ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.20(2015)
pp.173-182

 

 

題目:教育ボランティア活動の意義について -大学附属特別支援学校を例にして-
題目(英語):The Significance of School Volunteer Activities : On an University-Attached School for Children with Disabilities
著者:古屋 義博(FURUYA Yoshihiro),守木 智(MORIKI Satoshi)
要約:教員養成系大学・学部に在籍する学生に対して,小・中学校や特別支援学校などの各学校が教育ボランティア活動を提供している。学生にとってよりよい教育ボランティア活動になるように,大学側と各学校側に様々な工夫が求められる。本研究では,教員養成系学部附属特別支援学校(知的障害のある児童生徒を教育する特別支援学校)が提供する教育ボランティア活動に参加した学生が有能感や達成感を味わえたと回答した活動とその理由を分析することで,教育ボランティア活動の意義について明らかにすることを目的とした。分析の結果,学生の学年・教育ボランティア活動履歴・教育実習実施の有無,および教育ボランティア活動の性質などにより,学生が感じる教育ボランティア活動の意義が異なることが明らかになった。この結果を踏まえて,教育ボランティア活動の募集の仕方や,教育ボランティアとして活動する学生への支援の仕方についての改善策を検討した。
キーワード:教育ボランティア活動,教員養成系大学・学部,学生,特別支援学校