ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.19(2014)
pp.163-172

 

 

題目:触覚による彫刻鑑賞法と「触れてみる彫刻材」の可能性に関する考察と実践
題目(英語):Considerations of Possibilities for Appreciating Sculptures by Touching Various Materials
著者:武末 裕子(TAKESUE Hiroko)
要約:本論は、より豊かな彫刻の鑑賞法をおこなうことを目的とした「触覚による彫刻鑑賞法」に関わり、彫刻作品への触覚による鑑賞だけでなく、素材に焦点を当てた「彫刻材」をあわせて制作し鑑賞の補助として利用することを通して、彫刻を多方面から鑑賞する鑑賞法の可能性について考察し、実践し探究するものである。 実践として行った展覧会では、異素材による彫刻展示や触覚による形態把握による鑑賞の提案にとどまらず、「彫刻材」を利用した鑑賞法をあわせて提示することで、素材に着目した鑑賞視点が喚起され、素材が与えるイメージや要素が鑑賞の手がかりとなっていることが明らかとなった。
キーワード:彫刻鑑賞、彫刻素材、触覚、造形要素、美術館教育普及展示