ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.19(2014)
pp.151-162

 

 

題目:絵画と音楽の共通性に着目した展覧会
題目(英語):About an Exhibition regarding Commonalities of Art and Music
著者:小島 千か(KOJIMA Chika)
要約:絵画と音楽の共通性に着目した展覧会を行った。それは、絵画作品に内在する構成原理や構造やコンセプトなどの知的に客観的に捉えることができる部分と感情的な部分に着目し、それらと共通性を有する音楽をベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の中から抽出し提示するものである。表面的ではあるが認知度の高い交響曲第5番「運命」の分析内容を取り上げ、展示作品に内在するものとの共通性を示すことで、展示作品の見方や交響曲第5番の聴き方に変化を与え、両者により興味を持ってもらうことを願って取り組んだものである。そして、構成原理や構造において絵画と音楽で共通性がある場合、その部分に着目して見たり聴いたりして視覚と聴覚を重ね合わせることにより、何らかの感情的な共通性を捉えることができるのではないかという考えに至った。
キーワード:絵画、音楽、構成原理、構造、コラボレーション