ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.19(2014)
pp.67-78

 

 
題目:現代社会における過去の取り扱いを探究する中学校歴史授業 -「信玄公祭り」-
題目(英語):Studying Historical Culture in History Classes at Lower Secondary Level : Unit Plan “Shingen-ko Festival”
著者:服部 一秀(HATTORI Kazuhide),細入 はるか(HOSOIRI Haruka),王 瀝彬(OU Rekihin)
要約:生徒の誰もが皆,生涯にわたって,多種多様な歴史が溢れる社会を生きていかなければならない。中学校社会科の歴史授業では,社会の見つめなおしや問いなおしのため,現在の社会における過去の取り扱いの有り様や在り方を生徒が熟考できるようにする必要がある。そのためには授業実践化の可能性が具体的に明らかにされなければならない。本小稿では,その一つの可能性を明らかにするため,小単元「信玄公祭り」を開発し,具体的な授業計画を提示する。身近な地域の歴史上の人物の祭りを掘り下げることで地域社会における歴史の利用や作用について考える社会科歴史授業を提起し,日本各地の中学校での類似の祭りに関する授業実践化のための一つのモデルを提供する。
キーワード:歴史授業 中学校 過去の取り扱い 歴史祭り 授業開発