ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.18(2013)
pp.20-39

 

 
題目:学修履歴を中心にしたOPPAによる実践的力量形成 -山梨大学教職大学院の事例-
題目(英語):The Formation of Teachers' Practical Skills and Abilities by OPPA Focusing on Students' Learning Records : The Case of School of Professional Development for Education of Yamanashi University
著者:酒井 厚(SAKAI Atushi),東海林麗香(SYOJI Reica),進藤 聡彦(SHINDO Toshihiko),谷口 明子(TANIGUCHI Akiko),寺﨑 弘昭(TERASAKI Hiroaki),長瀬 慶來(NAGASE Yoshiki),中村 享史(NAKAMURA Takashi),平井貴美代(HIRAI Kimiyo)堀 哲夫(HORI Tetsuo),雨宮 亘(AMEMIYA Wataru),川村 直廣(KAWAMURA Naohiro),嶋田 一彦(SHIMADA Kazuhiko),仙洞田篤男(SENDOUDA Tokuo),瀧田二三雄(TAKITA Fumio),蘒原 桂(HAGIHARA Katsura),早川 健(HAYAKAWA Ken),藤森 顕治(FUJIMORI Kenji)
要約:教職大学院の目的は教師としての実践的力量形成にある。まず、実践的力量形成の課題を、学修の変容と成長の把握、指導と評価の一体化、自己評価能力の育成の三点に絞って明確にした。それを踏まえて本教職大学院で実践的力量形成のために用いられているOPPA(One Page Portfolio Assessment:一枚ポートフォリオ評価法)の概要を考察した。また、その中で行われる三種類の評価、ポートフォリオ評価、パフォーマンス評価、自己評価について検討するとともにOPPA の基本的コンセプトについて詳述した。また、学修者のメタ認知の能力を高める思考や認知過程の内化・内省・外化とOPPA の関わりについても検討を加えた。最後に本教職大学院で用いられている三種類のOPPA、二年間を通して用いる形式、全授業科目の中で用いる形式、教育実習の中で用いる形式の具体的実践事例を示すとともに考察を加えた。