ISSN 1881-6169

教育実践学研究
山梨大学教育人間科学部
附属教育実践総合センター
研究紀要 No.17(2012)
pp.66-74

 

 
題目:米国で誕生した邦人障害事例に対する邦人サポートグループの役割
題目(英語):The Role of Japanese self-help groups in New York for Japanese Parents and Their Children with Developmental Disabilities born in the USA
著者:鳥海 順子(TORIUMI Junko)
要約:本報告では、海外子女に対して支援を行っている邦人サポートグループに着目し、ニューヨーク州にある3団体の実態と役割について検討した。さらに、米国で誕生した永住者、非永住者それぞれ2事例の準備期間の過ごし方を比較するとともに、サポートグループとの関わりについても検討を行った。永住者の場合には、非永住者に比べて情報を自ら入手でき、現地の早期療育にスムースにつながっており、サポートグループにも積極的に参加していた。サポートグループの役割は、子どもにとって日本語環境での指導や集団での育ち合い、日本の教育の疑似体験、保護者に対しての子育てに関する助言、障害に対する意識改革、精神的安定、現地や帰国後の情報の入手など、その役割は多岐にわたっていることが明らかになった。
キーワード:米国で誕生した邦人障害事例,早期療育,邦人サポートグループ